【覚えておくと便利なインターネット用語集:入門編】


ピーピーピー(PPP)
Point to Point Protocol(ポイント トゥー ポイント プロトコル)の略称です。電話による接続が一般的な事からダイアルアップ接続とも呼ばれる事もあります。
ログイン名(Login name)
PPPなどで接続する場合に相手のプロバイダーとの間で決められた名前です。 色々な名前つけがあるようですが、他にも「ログオン名(Logon name)」「ユーザー名(User name)」「ユーザーID(User ID)」と記述されている場合もあるかもしれません。どうしても分からない時はプロバイダーに問い合わせて下さい。この名前を間違うとPPP接続は出来ません。相手のプロバイダーから「あなたは知らない人なので接続しません」とPPP接続を切られてしまいます。アルファベットの大文字、小文字まできちんと入力しましょう。またどうしても分からない場合、もしくは接続出来ない場合は契約するプロバイダーに電話で問い合わせて下さい。
ティーシーピー、アイピー(TCP/IP)
Transmission Control Protocol/Internet Protocol(トランスミッション コントロール プロトコル/インターネット プロトコル)の略称です。インターネットでの標準の通信方法です。(詳細は応用編にて説明します)インターネットに繋ぐ場合は必ず必要になりますので意味は必ず覚えておいて下さい。
TCP/IPアドレス(TCP/IP Address)
よくプロバイダー等の接続する為の資料に「アドレスは"172.16.1.1"です」という説明があります。それがこのTCP/IPアドレスの事を指しています。TCPを省略してIP(アイピー)アドレスとも言います。各桁が0から255迄の数字、4桁で表します。インターネット上での固有の番地になりますので同じ番地のモノは存在してはいけない規則になっています。日本でこのIPアドレスを管理しているのがJPNICという団体です。またこのIPアドレスもインターネットに繋ぐ場合は必ず必要になりますので意味は必ず覚えておいて下さい。
ポップ(POP)
メールの受信をする為に必要なサーバー総称です。プロバイダーによってはメールサーバー(mail server)としか資料に記述されてない事もありますが、その時には記述してあるメールサーバーをポップとして理解して下さい。(詳細は応用編にて説明します)「POP3」も同じです。
エスエムティーピー(SMTP)
メールの送信をする為に必要なサーバー名称です。プロバイダーによってはメールサーバー(mail server)としか資料に記述されてない事もありますが、その時には記述してあるメールサーバーをエスエムティーピーとして理解して下さい。(詳細は応用編にて説明します)
ブラウザー(Browser)
ネットスケープ(NETSCAPE NAVIGATOR,NETSCAPE COMMUNICATOR:通称ネスケ、ネコミ)やインターネットエクスプローラー(INTERNET EXPLOLER:通称IE)の総称。よくサポートセンター等で「お手持ちのブラウザーは何ですか?」との問いかけがあるかと思います。上記の事を指していますので「ネスケです」等と答えて下さい。略称が横行する世の中ですが知らない事は恥ずかしい事ではなく何でもかんでも独自で略し、それを常用する方々に問題があるかと思います。知らない事は恥ずかしがらずに聞きましょう(^^)「何ですか?それは」と。
ホームページ(Home Page)
ブラウザーに表示されるモノの総称。通称、略称ではHP(エッチピー)です。変な想像(?)をされる方もいらっしゃいましたがホームページの事です。
エッチティーティーピー、コロン、スラスラ(http://)
Hyper Text Trasfar Protocol(ハイパー テキスト トランスファー プロトコル)の略称です。乱暴に言いますとHPを表示させるための言語(言葉)を指しています。この頭に「http://」をつけているとHPを表示する言語からブラウザーがその言語を理解し、解読、表示してくれる為の決まり文句のようなモノです。
エフティーピー、コロン、スラスラ(ftp://)
File Trasfar Protocol(ファイル トランスファー プロトコル)の略称です。上記の「http://」がHPを表示する為の言語であるならば、こちらの「ftp://」は飾り付け (タグの使用)がない形で表示され「データをダウンロード(もしくはアップロード)する為だけに用いられる手順です。これは言語ではなく単なるデータの送受信の為の手順みたいなモノだと思って下さい。
ドメイン(Domain)
「やほー、しーおー、じぇーぴー」ふざけているように聞こえますが真面目です。つまり「yahoo.co.jp」の事です。ドメインとは「http://」または「ftp://」の次の文字列から次の「/(スラッシュ)」までにある文字列(名前)を指していると覚えて下さい。
ユーアールエル(URL)
HPのある場所を指す名前。http://www.inetadmin.com/index.html等の表記のモノを指しています。同義語として「場所」「ロケーション」等があります。注意点としては「英語の大文字、小文字」の違いに気をつける事。入力を間違うと「見つかりません」とブラウザーからエラーメッセージが出る場合もありますので注意して下さい。
サイト(Site)
最近は上記のURLと同じような意味で使われています。サイトの定義としてはURLの上に位置するものと考えて下さい。例えばドメイン名のみの場合がサイト(http://www.inetadmin.com)で、その続きの(http://www.inetadmin.com/~user/index.html)等をURLとする場合があります。 ただしこの用例は正しいモノではありません。サイトという意味合いは地方を表す場合もあります。 現在はあまり使われない言葉ですが、こんな用語もあるとだけ覚えて下さい。
リンク(Link)
HPからHPへの繋がり(LINK)を指す名称です。「リンクを張る」という言葉は「(ある)HPに繋がる」ようにする事です。よくHPでマウスカーソルをある画像、または文字にあてるとマウスカーソルが「手の形」になりますが、その「手の形」になったところは「リンクしている(またはリンクを張っている)」ところです。(リンクの仕方については「タグの説明」でご説明します。)勝手にリンクをされては困る方々もあります。自分のHPからリンクを張る場合には必ず相手のHPの方へ問い合わせておく方がいいでしょう。リンク(を張る)先が企業の場合は宣伝効果にもなりますのでむしろ喜んでくれる事と思いますが相手方のHPで確認をした方がいいかと思います。
ダウンロード(Download)
これはサーバーにあるデータを自分のPCの中にコピーする事を指しています。イメージで話しますと「サーバーが上に位置していて、自分のPCが下にある」ようなモノです。データを自分のPCに落とす際にブラウザーから「〜データを保存しますか」のメッセージが出る場合もあります。これはお手持ちのブラウザーが「この種類のデータは見たことも聞いた事もありません。どうしますか?保存しますか?それとも無視しますか?」と問いかけてきているのです。それならばまだしも突然ブラウザーに見慣れない文字が「だだだーーーっ!」と表示されてしまう場合があります。これはお手持ちのブラウザーが「知ったかぶりをして無理矢理に表示してしまった」のです。ネットスケープの場合ならば「SHIFTキーを押しながらクリック」すると強制的にダウンロードを始めてくれます。その後に身近な方々に対処方法を聞いてみましょう。
アップロード(Upload)
ダウンロードの反対語です。「上にあるサーバーへPCの中にあるデータをコピーする事」です。
ジャバ(Java)
ジャバには二つの種類があります。ジャバスクリプト(Java Script)とジャバアプレット(Java Aplet)です。名前は同じ「ジャバ〜」ですが似て異なるモノです。乱暴ですがジャバスクリプトはHPの中で動作するモノであり表示された後の動作がないモノと考えて構わないと思います。ジャバアプレットはHPがあるサーバーからプログラム(Java Aplet)をPC上にダウンロードしてから動作するモノです。最近はジャバスクリプトもさる事ながらジャバアプレットを使用しているHPも数多く見られるようになりました。ジャバスクリプトの動作サンプルは実はトップページになります。またジャバアプレットのサンプルはこちらです。しかし現状では「表示または動作出来るブラウザーは新しいタイプのモノであり、古いタイプのモノでは誤動作、または変な表示になる」事が多々あります。その場合はHPに「このバージョンでは動作確認していません」と表示する事によって注意を促すように心がけておいた方がいいかと思います。

できるだけ初心者の人にも理解する手助けになるように文章を考えて書いてみました。どうしても分かりづらい箇所がありましたらご連絡下さい。善処いたします。メールアドレスはadmin@inetadmin.comまで。


Web master. Ayumu Sanada.
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